私、初めてフラれました。 ➋楽しかったあの頃

*前回の出会い編読んでいただけましたか?一応言っときますが、この時、まだ好きになってはないですよ!(たぶん笑)では、どのようにして、私が彼に沼っていくのかお楽しみください。

 

自己紹介タイムスタート。見た目のちょっと弱弱しい見た目と裏腹に、声は思ったよりも低かった。さらに、フレンドリーで優しい雰囲気と、会話にも積極的に参加する姿勢がとても好印象だった。しかし、私が惹かれたのはそこではない。なぜか彼以外の男の子達は、必死さがあったのに対して、彼は、たまにぼーっとしたりして謎の余裕があった。もともと持っている不思議な雰囲気と、他の人とは違うなにかに私はさらに引き寄せられていく。もう気づけば、3人の男のうち、彼にしか興味が無くなっていた。

 

彼のことをもっと知りたくなった私は、彼とLINEを交換した。「初めましてkimです。よろしくお願いします。」という会話がはじまり、

私:「今日はある芸能人○○に似てるといじってごめんね、あのスキャンダルがあってみんなよく思わないけど、彼の作る音楽好きだし、悪い意味で言ったわけじゃないからね!○○君のほうがぜんぜんかっこいいもん!」

彼:「全然気にしないでいいよ、こちらこそよろしくね。」

 

その夜

彼:「今日BTSのライブYoutubeチャンネルで見れるらしいよ~」

私:「まじ!教えてくれてありがとう。見始めたよ(写真)」

 

彼とはテテ好き同士ということもあり、彼の好きなところについてラインで語り合う日々が続いた。彼は、私のラインに対してその言葉を待ってましたというような返信をしてくる。さらに、彼の送る文章は優しく、丁寧で、雑さが一切無かった。質問や話が2つ同時になった時でも、すべてに返信してくれた。なんなんだ、この人…。と今までにあったことのないタイプで驚いていた。私は彼とのラインが楽しく、それが、学校が終わった後の楽しみになっていた。彼の策略なのか今もわからないのだが、毎回、約1時間返信に間があく。私はその1時間を毎回ワクワクしながら過ごしていた。

 

 

*もうすでに好きになってんじゃんと思った方、私もいつからなのか分かってません。

 

 

                                   続く